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出口正子より感謝を込めて

公演、舞台は、私ひとりの「思いの力」で創りあげられるものではありません。出演者のみな様、スタッフのみな様、ご来場のみな様の思いが私の思いに重なり、音楽を介して「共感」の大きな響きが生まれます。ひとつの舞台が終わると、いつも私の心は、そのような響きを生み出すことに参加してくださったみな様への感謝の気持ちでいっぱいになります。私からみな様への感謝のメッセージを、心を込めてお伝えします。

南條年章オペラ研究室 研究発表コンサート

□日時 2014 年 4 月 25 日(金)、2014 年 4 月 30 日(水)

※出口正子出演日:2014 年 4 月 30 日(水)
□開演 18:30(開場:18:00)
□出演 ピアノ: 江澤隆行、仲田淳也、藤原藍子
□会場 津田ホール
□料金 ¥3,000-(全席自由)
□お問い合わせ先 南條年章オペラ研究室/ 042-573-8143


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「ほんとうのこと」をみつけるまで

honntounokoto.jpg私の2014 年は、「南條年章オペラ研究室」の門をたたくことで幕を開けました。 長い年月を過ごしたイタリアに別れを告げ、故郷に舞い戻ってから、早 10 年が経とうとしています。 私が留学先のミラノに初めて降り立った時、南條さんはすでに 7 年も滞在していらっしゃる大先輩でした。音楽の専門誌である「音楽の友」にて、毎月イタリアの音楽情報記事を執筆されたり、坂東玉三郎さんとの対談が、 同誌のトップページに掲載されたり、ご本も何冊も出された方として存じ上げていました。
異国の地で、右も左も分からず、オロオロする私も、いつしかイタリア人歌手たちの「声」をつくることへの、ストイックとも言えるこだわり方、その情熱にすっかり魅せられてしまいました。もともと恵まれた声を持っていたわけではなかった私は、人並み以上に勉強することで、「人並み」になることが夢になり、「声帯から血が出るまでやろう」と覚悟を決めました。同時に、それは、「本物」に少しでも近づく為の楽しい挑戦でもあると感じていました。
南條さんは、私の留学生時代や、デビューから今日までの活動をじっと遠くから見つめてくださった、数少ない知人のお一人です。人間の無限の可能性という「真理」を信じてやまない南條先生の指導の下で、今、私は、新たな出発をしています。元来、枝葉をそろえるだけのアプローチには興味のない私は、これまで何度となく、ゼロからの出発を試みてきました。声は生きています。そして、生きて成長することができます。だからこそ、その成長を見守り、寄り添って下さる人が必要なのだと思います。
これまで、私の歌手人生を応援して下さり、寄り添って下さった方々に深く感謝をしながら、これからも「真の自由」を求めて、心を「空(くう)」にして楽しい挑戦を続けて行きたいと思います。



出口正子











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